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Super-TAKUMAR 135mm F3.5の分解清掃とかとか

機材、アクセサリ等

先日、なんとなしにヤフオクを見ていたらお手軽な価格のオールドレンズを発見しました。お値段480円の難あり品。分解清掃とか興味あったので落札して清掃してみました(∩´∀`)∩

PENTAX Asahi Super-TAKUMAR 135mm F3.5

今回購入したのは旭光学のスーパータクマーというレンズで135mmF3.5の単焦点レンズです。

結構長い間製造販売されていたレンズのようで、前期型、後期型とか色々あるみたいで、、、ひとまず50年くらい前のレンズのようです。

半世紀も前のレンズだけど、割とよく解像するとか、良い印象のレビューが多いみたいですね(∩´∀`)∩

あと分解清掃しているブログ記事が沢山あったので、その辺も購入の決め手でした。やはり初めて手を出す作業ジャンルなので情報があったほうが安心です。

私が購入したタマは鏡筒などの外観は比較的綺麗で傷が少ない物でした。レンズについては販売ページに記載ある通りにカビており、また絞りも動かないという状態。

ただ絞りについては分解中にいじってたらなんか治ったくさいです( ゚Д゚)ラッキー

分解・清掃

今回清掃するにあたってカニ目レンチなる道具を購入しました。Amazonで1,000円くらいのヤツ。レンズよりも高いけど気にしない!(∩´∀`)∩

あとニトリル手袋。レンズに皮脂とか付けないようにするための薄手のゴム手袋みたいなヤツですね。こちらが1,380円。これはまぁDIYとかもで使うから、、、

さて、気を取り直してまずは後玉を外して掃除します。

カニ目レンチで筒状のパーツを外し、後玉ユニット的なモノを外してばらしてやります。

写真撮ってなかったのですが、レンズ部分だけ外して無水エタノールを浸したキムワイプで拭き拭きしました。こちらカビも無くそこまで汚れていませんでした。

次に前玉を清掃します。最初に銘板を外す必要があるのですが、取り外し用の工具の高いこと高いこと。。流石にそれに4~5千円は出したくなかったので、ゴムシートを使って取り外しました。ゴムシートを当ててひねってやれば外せます。

銘板の下にカニ目の入る溝がありますので、回してやれば前玉ユニットが外せます。

前玉を抑えるリングにもカニ目の溝があるので、回して外してやります。

本来これだけで前玉が取り外せるようなのですが、強固にはまっていて何をしても外れませんでした。レンズサッカーや吸盤などの道具を用意していなかったのが悔やまれます。。。

前玉ユニットの一番後ろのレンズも中々取れなかったのですが、マスキングテープを貼って引っ張ったらなんとか取れました。こちらは結構カビていたのでScanSnap用のクリーナーで拭き拭き。結構綺麗にはなったのですが、レンズ周囲の黒い塗装が剝げるというアクシデントが、、、

時間が足りなかったのそのまま組戻しました。結局はレンズ1枚目と2枚目の間の2面の清掃が出来なかった上に写りに影響しそうな塗装を剥がしてしまうというイマイチな結果に終わるという(´・ω・`)

それでもまぁ、購入時よりは大分綺麗になりました。また今度リベンジしてもう少し綺麗になるよう頑張ってみようかと思います。

試写

翌日の日中に庭で少しだけ試し撮りをしてみました。使用したボディはLumix G6。M4/3なので焦点距離が換算270mmになります。ちょっと使いにくい画角。

逆光時だと盛大にゴーストが出てしまいますが、順光であればその辺は問題無さそうです。

あとはピント合わせが思っていた以上に下手くそだと思い知らされました。。上の2枚以外にも少し撮っていたのですが、ピントぼけばかりで見せられないレベルという、、orz

所感

今回初めてオールドレンズを手にしましたが、整備込みで考えると割といい趣味なのかなと感じました。

まずお手頃な価格で購入し、整備を楽しみ、使って楽しむ。

自分で整備する前提ですと、ヤフオクやフリマアプリでジャンク品のカビたレンズがかなり安価で手に入ります。私の場合、分解して清掃したり、修理したりという行為自体が好きなので、整備だけでも楽しめます。おまけに写真撮影も好きなので使っても楽しめるという訳です。人によってはコレクションする楽しみもありそうですね(∩´∀`)∩

という訳でオールドレンズ沼の入り口に立ってしまった訳ですが、気が付いたら新たに2本のレンズを落札していました。。なんかどっぷり浸かって抜け出せなくなりそうな予感w

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