STIのレバー位置調整の方法と注意点!

自転車

ロードバイクでよく使われているシマノSTIのデュアルコントロールレバーですが、下ハンブレーキの時ってちょっと遠く感じたりしませんか?そんな時には位置調整して手に近づけられますよというお話(∩´∀`)∩

レバー位置調整

ブラケットポジションだと気にならないが下ハン握っているとレバーがちょっと遠く感じて握りにくいという人、結構いる気がします。

特に長い下り坂や急な坂を下る時って下ハンでブレーキかけるじゃないですか。その時に遠くって握りにかったり。。私もその口で坂では補助ブレーキ使うようにしていました。

ただまぁいつまでも補助ブレーキというもあれなので、レバーの位置を調整して下ハン握るようにしてみようかな、と(∩´∀`)∩

面倒くさそうでやっていなかったのですが、想像よりも大分簡単な作業でしたので紹介します!

左が調整前で右が調整後です。写真だとわかりにくいですが、指の掛かりが明らかに良くなっています。

調整方法

私のロードバイクの車体に付いているのがCLARISのST-R2000系なので、それで説明します。ただ105とかでも殆ど変わらない方法で調整できるようなので参考にしてみてください。

ブラケットカバーをめくるとリーチアジャストボルトだかいうボルトがあります。

暗くてわかりにくいですね、スミマセン。。。。右の写真の真ん中辺りに写っている銀色の〇がボルトです。

で、こいつを六角レンチ(2mm)で時計回りに回してやると、レバーがハンドル側に近づいてきます。近づくというか、軽くレバーを握った状態で固定されるような感じになります。

反時計回りに回してやると、逆に遠くなります。デフォルト状態からだと多分回りません。
※最初は一番遠い状態なので

↑左が回す前、右が時計回りに回した後の写真です。レバー上部と本体の間に隙間ができているのが判るでしょうか。

こんな感じで軽く握りこんだ位置で固定できるので、結果レバーが近い位置に来てくれるという訳です。

上記内容はシマノが公開しているディーラーマニュアルに記載されています。あまり目にすることのないマニュアルですが、整備や調整などの情報が詰まっていますので、興味ある方は覗いてみてください!
https://si.shimano.com/ja/pdfs/dm/RBSL001/DM-RBSL001-03-JPN.pdf

その他のマニュアルを検索する場合は コチラ

注意点

あまり触れているサイトが無いようなのですが、前述の方法でレバー位置を調整すると常に軽くブレーキを握った状態となります。

どういうことかというとブレーキキャリパーが少し閉じた状態になります。ですので、大幅にレバー位置を動かすと常にブレーキが効いた状態となってしまいますので、レバー位置調整をしたらブレーキのほうも再調整してやってください。

まとめ

  • 2mmの六角レンチ1本で簡単に調整可能
  • 調整後はブレーキの調整が必要な場合あり。要チェック!

今回STIのレバー位置を調整してみましたが、数分で終わるレベルの簡単な作業でした。

ちょっとした調整で下ハンでのブレーキングが快適になりますので、皆さんぜひ試してみてください(∩´∀`)∩

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