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ケンコーのミラーレンズ500mmF8買ってみた

機材、アクセサリ等

先日ヤフオクを見てたら前々から気になっていたミラーレンズを見つけました。しかも2,000円始まり。

終了間際に入札したら2019円で落札できました(∩´∀`)∩

という訳でそのミラーレンズを使ってみた感想とかその辺のお話です。

ケンコー ミラーレンズ 500mm F8

ミラーレンズ

カメラ関連の商品で有名なケンコー・トキナーが合併前に販売していたミラーレンズです。ミラーレンズは望遠鏡の様に内部の鏡で光を反射させる構造の為、コンパクトで軽量という特徴があります。また色収差も殆どないんだとか。

撮影の都合上、NEX-5に装着したところ

今回購入したこのレンズも全長87.7mm、320gと軽量コンパクトです。使用したボディがNEX-5Tですので、併せて約600gと無茶苦茶軽いですが換算750mmです(∩´∀`)∩スバラシイ

Tマウント

ケンコーのミラーレンズはTマウントという方式を採用しています。これは望遠鏡などでも採用されている方式で、カメラボディとの接合部に各マウント用のアダプタをかませることで色んなマウントで使用できるという優れもの。

↓こんなのを追加で購入して取り付けました。お値段2,800円也。レンズ本体より高い(;´Д`)

マニュアル専用?

まずはフォーカスがMFです。マニュアルフォーカス。野鳥撮影用に買ってみたのでそこはあまり気になりません。木にとまった鳥撮ろうとすると枝にフォーカスいっちゃうので、結局マニュアルで調整とか必要ですので、最初からMFでもOK。ピントリングは滑らかで少し重めです。

ただ露出もマニュアルですので、これがチト面倒。。ミラーレンズの特性なのかはわかりませんが、このレンズを装着していると露出計がうまい事作動してくれません。

ですからISO感度とシャッタースピードを自分で調整して露出を合わせる必要があります。※絞りは付いていないのでF8固定

この辺がちょっと慣れない作業でもたついちゃいますね。。で、もたついてる間に鳥さんが飛び立っていったり、、w

リングぼけ

ミラーレンズの最大の特徴はリングボケと言われるドーナッツ状のボケです。

点光源など通常は丸くボケるのですが、このレンズだとリング状のボケになります。

あまり見ないボケですのでちょっと面白いですねコレ。

使ってみて

手振れがキツイ

まず感じたのは手持ち撮影だと手振れが凄いということ。画面見てるとすごい小刻みに上下左右に揺れてます。

レンズ自体に手振れ補正が付いてない上、使用しているボディのNEX-5tにも手振れ補正がついていない。更には焦点距離が換算750mmと長い為に手振れの影響をモロに受けてしまう形です。

ボディにPixiEvoをぶら下げたら小刻みな揺れは大分押さえられましたが、それでもやはり結構ぶれてしまいます。シャッタースピード上げてやっとまともな写真になる感じ。

三脚や一脚の類を使うか、ボディ内手振れ補正が付いたボディを使ったほうが良さそうです。

被写体が見つからない

換算750mmの単焦点ということで、被写体をフレーミングするのが難しいです。

今までFz300+テレコンで1020mm相当で撮影してはいましたが、あちらはズームレンズの為、600mm程度で探してから1020mmまでズームという方法が使えました。

単焦点だとそれができないのでヘタクソな私にはちょっと辛いところ。。。あとEVF無しの背面モニターというのもありそう。

EVF付のDMC-G6で使ったらちょっとはマシかな?とも思いましたが、G6だと焦点距離1,000mmになってしまうので尚更難しそうで迷ってます。アダプタ買い増して使いこなせなかったら悲しいし、、、

作例

まだ殆ど使ってないので写真も少ないのですが、割とまともに撮れたのを載せておきます。JPG撮って出しです。

まとめ

安くて軽くてコンパクトな超望遠レンズ。扱いが少し難しいですが、手軽に超望遠を楽しめますし、リングボケなども好きな人は楽しめるかと思います。

写りに関してはあまり良くはないですが、どうしようもないほど悪い訳でもないです。ちょっとコントラストが低かったり、露出ミスったら白んだ感じのポワっとした写りになっちゃいますが、きちんと撮れれば見られる写真になるかと。

大分古いレンズですがそこそこの数が中古市場に出回っているようで、結構安い価格で入手できます。超望遠の画角を試してみたい人や、遊びレンズを求めているかたは使ってみてはいかがでしょうか。結構楽しいですコレ(∩´∀`)∩

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