夏のサイクリングって最高ですよね。青空の下を走るだけで気分は上々、風を感じながらペダルを回すあの感覚…まさに至福。
でも、そんな気持ちよさの裏で、じわじわと肌にダメージを与えてくる紫外線。
ライド後に腕が真っ赤になってたり、顔がヒリヒリしたり…そんな経験、サイクリストなら一度はあるんじゃないでしょうか?
見た目やヒリヒリだけでなく、体力を消耗したり、数年後のお肌にトラブルをもたらしたりと侮れないのが日焼け。
そこで今回は、サイクリストのための日焼け対策をまとめてみました。長袖インナーやUVカットジャージ、日焼け止めの効果から、ライド後の肌ケアまで、実際に使える情報をぎゅっと詰め込んでいます。
夏のライドをもっと快適に、もっと楽しくするために。ぜひ、あなたのライドスタイルに合った対策を見つけてみてください!
サイクリストにとっての日焼けのリスクとは?
サイクリングって、基本的にずっと外にいるスポーツですよね。しかも、走ってる間は日陰なんてほとんどないし、腕や顔、首なんかは常に太陽にさらされっぱなし。気づかないうちに、けっこうな量の紫外線を浴びてしまっています。
日焼けは「ちょっと赤くなるだけでしょ?」と思われがちですが、実は肌の奥にまでダメージが届いていて、放っておくとシミやシワの原因になったり、ひどいと皮膚炎や熱中症のリスクも高まります。特に長時間のライドでは、紫外線の影響が蓄積されて、疲れやすくなったり、回復が遅くなったりすることも。
あと、サイクリスト特有の“日焼け跡”ってありますよね。グローブ焼け、ジャージ焼け、ソックス焼け…。ちょっと笑えるけど、これも肌がしっかり焼けてる証拠。見た目が気になる人はもちろん、健康面でもちゃんと対策しておくに越したことはありません。
というわけで、次項からウェアやアイテムを使った日焼け対策について紹介していきます!(∩´∀`)∩
ウェアで日差し・紫外線をカット!
まず紹介する日焼け対策はウェア類。
日差しを受けるから日焼けする。ならば日差しを遮ってやればOK!!という考え方です。
UVカットインナー(上下)
個人的におすすめなのがUVカット機能を持ったインナーです。ぴっちりした感じのヤツ。
上半身と下半身、それぞれインナーを着用し、日差しを遮ることで体の大半を日焼けから守ることができてオススメ。
またUVカットがついている高機能インナーの類では、吸汗速乾の機能もついていて汗を吸い取って乾きやすくしてくれて快適だったりもします。あと消臭機能なんていうのもあったり。
私の場合ゆるぽたメインなのでサイクルジャージは着用せず、ダボつかないサイズの半袖Tシャツとサイクル用長ズボンなので、それらの下におたふく手袋のインナーを着ています。
衣類が汗で肌に張り付いたりもしないので、日焼け対策&快適性UPの一石二鳥(∩´∀`)∩
おたふく手袋の夏用インナーは千円ちょっととお手頃価格なのでオススメです。
長袖サイクルジャージ
夏用のサイクルジャージだと半袖のイメージが強い気がしますが、長袖の物ももちろんあります。
こちらもインナーと同様にUVカットが付いていたり、吸汗速乾、消臭などの機能があったりします。
こちらはサイクルジャージなので、立体縫製になっていて前傾姿勢を取っても変につっぱったりたるんだりしないし、背中ポケットがあったりするのでローディー向けな選択肢。
インナーと違って自転車専用に作られていますので、機能面や性能面ではバッチリ!
アームカバー / レッグカバー
こちらはインナーの腕だけ・足だけ版です。
半袖Tシャツやサイクルジャージ、ビブショーツなどと合わせて使い、肌が露出する部分だけ隠す感じですね。
こちらも吸汗速乾など諸々の機能を持ち合わせています。
日焼け止めで紫外線をカット!
日焼け対策といったらコレ、日焼け止め。
前項のウェア類と合わせて、覆えていない顔や首、手首などを日焼け止めで守るという使い方がオススメ。
日焼け止めを使っていないと
日焼け止めを使っていないとひどいパンダ焼けになります、、、(´・ω・`)

赤いポツポツは腕時計のバンドの穴部分だけ焼けてます。手首から先はグローブしていたので日焼けせず。時計より体側は長袖インナーで守られていたので日焼けせず。
あとアレですね、ドロハンでブラケット持っていると写真でよく焼けている部分が上を向くので、この部分だけ焼けちゃいます。
という訳でこういったはみ出た部分は日焼け止めでしっかりとガードしましょう。
日焼け止めを塗るべき部位
どこに塗るべきかというと、まずは先にあげた手首周辺。地味に焼けるし、パンダになって恥ずかしい部分です。腕を出して乗る人は腕全体も塗っておきましょう。
次に顔ですね。こちらもヘルメットの影でおでこは焼けないのと、サングラスやアイウェアで目の周辺が焼けないので顔の下半分辺りだけ焼けてひどいことになります。
下半分だけ赤いので妻からは「酔いどれオヤジみたい」とまで言われました。ひどい。。
あとは塗り忘れがちな部位として 首・耳・足首・指 辺りも忘れずに塗りましょう。
ロードバイクの場合前傾姿勢を取るので首の後ろ辺りがよく焼けます。また夏用サイクルグローブは指出しが多いので、指先も地味に焼けます。あと耳は忘れがち。
そして最後に脚ですね。よく出ている箇所として太ももから足首上とか膝下辺りまででしょうか。この辺りもパンダ焼けの定番な気がします。
オススメの日焼け止め
この項ではオススメの日焼け止めをいくつか紹介していきます(∩´∀`)∩
まず最初はトップアスリート サンプロテクト ファイター。
こちらの日焼け止めはアスリートなどスポーツを行う人に人気の商品。日焼け止めとしての効果が高いだけではなく、長時間経っても汗で落ちたりしないという特徴があります。
他の日焼け止めだと大量の汗をかいた場合に流れてしまい、効果が薄まるということがありますが、こちらの日焼け止めではほとんど流れ落ちず、1日持つと評判です。
ロングライドなどを行った場合10時間とか12時間とか日差しに晒されるようなこともありますので、そんな場合にはコレ。塗り直しの手間もなく安心してライドを楽しめます。
難点は少しお高めなのと、落としにくい点。
次はニベアメン UVプロテクター。
こちらは男性向けを謳った日焼け止めですが、これもスポーツをする人向けで汗や水で落ちにくいという特徴があります。
サンプロテクトファイターほどは長持ちしませんが、使用している感じ3〜4時間程度のサイクリングでは十分にもってくれるという印象です。それ以上の時間走るのであれば途中で塗り直しを入れたほうが良さそう。
また価格が比較的お手頃価格で効果は十分なので、私はこちらを使っています。サラサラしていて伸びが良く、塗ったあともベタつかないのでその点も気に入ってます。
ライド後のケア
最後にライド後の日焼けしたお肌のケアについてのお話です。
まずは冷やす
日焼け止めを塗っていたとしても多少なりとも日焼けはしてしまっているかと思います。
日焼けは火傷とそう変わらないので、まずは冷やして肌を落ち着かせてやりましょう。
濡れたタオルに氷や保冷剤をくるみ、優しく肌に当ててやります。
保冷剤を直接当てたり、冷却シートやスプレーを使うのは刺激が強すぎる場合があり、あまりよろしくないとのこと。
次に保湿
冷やしてやったら次は保湿です。
日焼けでダメージを受けた肌は乾燥していることが多いので保湿してやることが大事。
私は妻の化粧水を失敬して顔や手首に塗って保湿しています。塗り拡げるより、押し付けるようにしてやるのがいいんだとか。
あとは加えた水分が抜けないように、乳液などでフタをしてやるとなお良いとのこと。私はそこまではしていませんが、きっちりやりましょう!
まとめ
日焼け対策からケアまでざっくり語ってみましたがいかがでしたでしょうか。
実践している内容を元に書いてきましたが、肌の露出を減らして日焼け止めを使うだけでも大分効果的ですし、疲労度合いなんかも大幅に軽減できます。
日焼け対策していないという方は是非ともどれか試してみてください(∩´∀`)∩
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