転職は
目的と時期を
明確に
なんか俳句みたいになってしまいましたね。
冗談はさておき、今日は転職活動についてのお話です。
目的と時期を明確にしたほうが良い理由と考え方について述べていきます。
目的
まずは転職の目的ですが、
これは皆さんある程度はっきりした形の目的があるかと思います。
収入をもっと増やしたい、残業時間を減らしたい、
今の仕事が自分に合っていない、職場の雰囲気が悪いから抜け出したい、、etc
こんな理由や目的があってこのサイトを見ている人が多いんじゃないでしょうか。
こういった目的の中から最優先事項をひとつ決めましょう。
決まったらそれを念頭に置いて活動方針を決め、行動に移していきます。
転職エージェントを利用する場合にも優先事項としてそれを伝えましょう。
何故、目的を定めるのか
お次は何故そのようなことをするのか?という点について説明していきます。
人間というのは何か具体的な指標がないと行動しにくい、そんな生き物です。
買い物をする場合を思い浮かべてみて下さい。
例えばiPhoneが欲しいという人は真っすぐにAppleストアなり、キャリアのiPhone売り場へ行くでしょう。
しかし漠然とスマホが欲しい、そういう人はスマホ売り場をウロウロして悩んでしまうものです。
時間があり、尚且つ失敗しても良いという場合には後者でも良いでしょう。
しかし、人生や転職活動ではそうもいかないものです。
転職先が自分にあっていない場合でも1か月で辞めるという訳にもいきません。
職歴に傷が付いてしまいますし、即座に次が決まらないと生活費などの問題も出て来ます。
そこで前者となれるように目的を定めて具体的な指標を決めるのです。
「転職を成功させる」これもまぁ指標といえば指標と言えます。
しかし、その言葉に具体性がありません。
何をもって「成功」とするのか。
それが判らず漠然とした感じとなってしまい、
どの様な会社を探すのか、何から始めていいのか判らない。
そんな状況に陥りがちです。
それを防ぐには、まずは具体性を持たせる為の「目的」を定めるのです。
・収入を増やしたい ⇒給与水準の高い会社へ転職する
・残業時間を減らしたい ⇒労働時間の短い、定時帰りが基本の会社へ転職する
ほら、どのような転職が成功なのかが見えてきましたね。
また、転職のプロである転職エージェントを利用する場合にもこの部分は重要です。
いくらプロであっても、その人が望むモノが判らなければ最適解は導き出せません。
ワタシから見たら良い転職先であっても、アナタから見たら最悪の転職先という状況もあり得ます。
そういった状況を防ぐためにも目的はしっかりと固めておくべきなのです。
転職の時期について
これも中々に重要な要素ですのでしっかりと考えましょう。
まず最初に考えなければならないのが自社を退職するタイミングです。
通常では1か月前には退職届なり辞表なりを提出して、辞意を伝えなければなりません。
※社内規則で2か月前などの所もありますが、法律上は2週間程度前で認められます
できるだけ会社やお客様に迷惑を掛けないで済むように
案件の切れ間、今の業務がひと段落したタイミングで辞めるようにしましょう。
途中で抜ける形となると、メンバーへの引継ぎなど自身の負荷も高くなりがちです。
次に転職活動を本格的に始めるタイミングです。
先ほど退職の1か月前には辞意を伝えるのが良い、と述べました。
この1か月前の時点で転職先の内定を貰っている状態がベターです。
それを考えると3か月前位には活動を始めていたほうが良いでしょう。
優秀な技術者などであればすぐにでも内定は貰えます。
しかし、焦って最初の1社に決めてしまうと、それはそれでよくありません。
ある程度の余裕をもって複数社から「選ぶ」こと。
これが重要です。
世の中には沢山の様々な会社があります。
それらは各社異なる企業文化や雰囲気を持っています。
1社で決めてしまわず、面接を通して色々な会社の「空気」を感じてみましょう。
情報と選択肢を増やすことで、より自分に合った会社を選べるようになるかと思います。
時期が合わない時は?
転職の時期について述べましたが、
どうしても都合が合わないような場合も当然あります。
・もうすぐ案件の切れ間になってしまう
・次の案件の切れ間は1年後だ
前者の場合は焦らずに次を狙いましょう。
焦って活動しても良い会社は見つけられません。
どうしても次を待てないような場合、次の案件の途中で抜けてしまいましょう。
転職において会社の都合を考えることも大事ですが、
一番優先すべきは自分の都合です。
これから去ろうとする会社の為に自分を犠牲にまでする必要はありません。
後者の場合は待てるならば待ちましょう。
そして待っている間に色々と準備を進めておきましょう。
自分に合っていそうな会社のリストアップや、
履歴書、職務経歴書などのブラッシュアップを行うのもいいでしょう。
転職エージェントや転職情報サイトに登録しておくと、
情報の収集に役立ちます。
それらを行いながらじっくりと計画を練りましょう。
こちらも待てない場合は途中で抜けてしまいましょう。
〇転職活動は早く始める分にはいくら早くても良い
〇タイミングが悪い場合は2~3か月の活動期間を取って、自分の都合で辞める
まとめ
色々と述べてきましたが、
確固たる目的を持ち、転職の時期を決めて活動することが大事です。
目的の為に目標・指標を定め、それら実現の為にスケジュールを組む。
そこに更に具体的な活動内容を落とし込んでいって綿密なプランに仕上げましょう。
ただなんとなく活動するよりも無駄がなく、楽しく活動できます。
あ、あとこの「楽しく」というのも重要ですよ!
転職活動が楽しめないと苦痛になりかねませんからねっ!
なんでも楽しみながらやるのが大事ですw
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