8月から常駐しているお客様先がプレミアムフライデー推奨企業でした。
私は外部の人間ではありますが、作業場所が推奨しているということで
社員の方々と同じように帰って良いとのこと!
これはもうさっさと帰るしかないっ!
というわけで15時で仕事は切り上げて早々に帰宅してみました。
以下、実際に体験してみての感想とかとか。
プレミアムフライデーとは
プレミアムフライデーは、2017年に日本国政府と経済界が提唱した個人消費喚起キャンペーンである。略称はプレ金
(wikipediaより引用)
要するに、、、
月末の最終金曜日は15時頃で仕事を切り上げてお金を消費しましょう!
というキャンペーンですね。
- 早い時間から飲みに行く
- 夕方から出発して旅行に行く
- 早く帰宅して家族の時間を楽しむ
こんなところを期待しているようです。
企業の対応
業種によりプレ金の捉え方に割と差があるようですね。
飲食業界(主に居酒屋)
経営サイドとしては歓迎しているのか、15時から開店するようにしていたり、
15~18時はお酒の割引をしていたりという対応を取っています。
早い時間から割安でお酒を飲めるというのは客としてはありがたい所ですよね。
しかし、現場サイドでは労働時間が伸びたり混雑が予想されたりと、あまり有難がられてはいないようです。
運送業
こちらは取引先のことがあるため、殆どの企業が未実施のようです。
「プレ金だから荷物届けられません」なんて言ったら仕事失いそうですものね。。
現代の生活に無くてはならない業種ですから、
こんな時くらいゆったりと過ごして欲しいものですが、なんとも難しい所です。
体験する前に思ってたこと
月末の忙しい時期に早帰りなんてできないんだろうなぁ。。と思ってました。
実際にプレ金を楽しんでいる企業というのはかなり少ないです。
2017年2月から実施されましたが、半年の間に導入されている企業を見たことがありませんでした。
- 早く帰ってゆっくり家族で過ごしたい
- 早い時間から友人や仕事仲間と飲んでみたい
- 仕事先(東京)から旅行に旅立ってみたい
※自宅が神奈川なので
思っていた事としてはこんな感じです。
実際に体験してみて思ったこと
・早く帰ってゆっくり家族で過ごしたい
⇒家遠いから帰宅が夕方。普段と対して変わらなかったわww
・早い時間から友人や仕事仲間と飲んでみたい
⇒友人みんな普通に働いてて飲みに行ける人いなかった。。
・仕事先(東京)から旅行に旅立ってみたい
⇒突然知らされたから何も準備してなかった。。次回こそは。。
とまぁ、ちょっと早く帰れたところで普段と大差は無かったです。
飲みに行きたくてもプレ金導入企業で働いているような友人がいないという悲しさ!
帰宅時に電車は混んでた
ただまぁ帰宅時の電車は結構混雑していました。
山手線などは帰宅ラッシュの時間帯よりちょっと人が少ない程度。
これはつまりプレ金で帰宅する人が結構な数いたということ。
ということは飲食店には然程流れていないということでしょうか。。
良いところ悪いところ
政府主導でプライベートを充実させるべく取り組むというのは良いことかと思います。
しかし、やり方がどうにも民間企業の業態とマッチしていないというか。。
もう少し違った切り口で取り組んで貰えたら、また違う結果になっていたのかもしれません。
今後どうしていくべきか
まずは中小企業まで定着させるのが第一歩かな、と。
大手企業のごく一部の人しか意識していないのでは意味がありません。
中小で働く私や回りの人間は2か月目にして既にその存在を忘れていました。
広く定着させる為の手を打ちつつ、次の手を模索する。そんな流れが必要かと思います。
まとめ
体験してみると自宅でゆっくりと過ごすことができ、その点は良かったです。
しかし、定着率・導入率があまりにも低いため、当初の目的である「個人消費を促す」ことに繋がっていません。
プレ金に合わせてキャンペーンを打っている飲食店などが空回りしている感すらあります。
始めてしまったからにはその辺りを解消できるような、次の一手をバシッと打って欲しいところです。
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