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小田急線のダイヤ改正、何がどう変わる?

紹介・レビュー

 

こんにちは、小田急線愛用者のらふらです。

2018年3月17日(土)から小田急線の新ダイヤが適用されます。小田急電鉄は大掛かりな広報を打っていますが、これによって何がどのように変わるのか、利用者にとってどのような良いことがあるのか。その辺についてちょっと述べてみたり。

新ダイヤ運行開始

今までもダイヤ改正は度々行われてきましたが、ちょっとした変更がある程度の印象であり、何かが大きく変わったというほどの印象はありませんでした。

しかし、今回は駅内のあちこちに広告が貼られていたり、各種ニュースメディアに取り上げられたりとやや大掛かりな広報を打っています。「それほどまでに力を入れたダイヤ改正なのか」とちょっと期待してしまいますよね。

小田急電鉄の公開している情報によると混雑緩和や所要時間短縮など、利用者にとって様々なメリットがあるようです。それらについてちょっと見ていきましょう!(∩´∀`)∩

改正による影響

混雑の大幅な緩和

朝の通勤時間帯の混雑が緩和されます。

これは複々線化に伴い、列車の運行本数を大幅に増加させることが可能になり、その結果1本あたりの乗車客数が減ることによります。具体的な数値を出すと、運行本数が27本から36本へと9本増えます。また、混雑率が現在の192%から150%程度へと減少します。150%というのは新聞や雑誌などを楽な姿勢で読むことができる程度の混雑率と言われていますので、今よりも大分快適に過ごせるようになります。

改正前である現在の込み具合はかなり酷いもので、座っていても押し潰されるくらいのものです。これが解消されるというのは嬉しいポイントですね。勿論、立っている人にとってはそれ以上に嬉しいでしょう。

所要時間の短縮

こちらも上記の運行本数の増加によるもので、快速急行が大幅に増えます。現在の朝の通勤時間帯に走っている数が3本しかないのに対し、改正後は28本に増えます。その内の12本はラッシュピーク時のものです。

これにより登戸から新宿の所要時間が27分⇒18分、町田から新宿で49分⇒37分となります。大体10分前後短くなる感じでしょうか。朝の10分は貴重な時間ですので有難いことです。

また、多摩線から新宿まで直通運転を行う通勤急行が新設されましたので、多摩線利用者は乗り換えなしで新宿まで出れるようになります。

都心方面へのダイレクトアクセス

こちらは千代田線への乗り入れ列車の数が大幅に増えます。現在の12本⇒30本18本も増えるんですね。乗り換えなしで千代田線の駅に行けるようになる為、都心部へのアクセスが良くなります。

また、江ノ島線から新宿へ直通の快速急行も15本に増えます。※江ノ島線内は急行で小田急本線が快速

始発列車増加により座れるように

下記駅からも始発列車が出るようになります。

  • 成城学園前
  • 向ケ丘遊園
  • 海老名
  • 伊勢原
  • 藤沢
  • 唐木田

これにより、始発駅から電車に乗れば座れますので、座って通勤できる人が増えます。朝の電車で座れると大分楽なのでこれも嬉しいポイントですね!

ちなみに私は今も座れる状況なので影響ありません!(∩´∀`)∩

ロマンスカーが新しく

まずひとつ、朝のロマンスカー本数が増えます。「モーニングウェイ号」と「メトロモーニングウェイ号」の本数が4本増えて11本に。そして藤沢、大和、秦野、本厚木、相模大野、町田、新百合ヶ丘の停車本数が倍増します。

更に新型ロマンスカーとしてGSE(70000形)が運行開始されます。これは10年ぶりの新型車両で展望席や通常席からの眺望を向上させたほか、居住性や乗り心地にも拘ったという車両になります。ちょっと休日に乗って箱根辺りまで行ってみたい所ですねぇ。。

駅のホーム変更

今まではいくつかの駅で仮設ホームを利用していましたが、それらが新設されたホームに切り替わります。ホームを新たに作り直していた工事が完了したんですね。

下記、三つの駅で新ホームの運用が開始されます。

  • 東北沢駅
  • 世田谷代田駅
  • 下北沢駅

うーん、、、どれも普段利用することのない駅です。。これは私には関係ない話ですが、利用者からしてみたらきっと嬉しいことでしょう。

バスとの接続向上

小田急沿線を走るバスの各社と連携し、電車とバスの接続が向上します。

要するに、「電車が到着と同時にバスが発車した」とかその逆とか。そういう残念な感じが無くなる、ないし減るということですね。運行本数が少ない地域では結構なタイムロスに繋がりますので、それが解消するというのは嬉しいですよね。

下記バス会社と連携するとのことです。

  • 小田急バス
  • 神奈川中央交通
  • 箱根登山バス

その他、小田急バスの定期を小田急電鉄の定期券発売窓口で買えるようになったりもするみたいですよ(∩´∀`)∩

最後に

さらっと紹介するつもりでしたが、割と改正内容が濃くて長めの記事となってしまいました。

しかし、久しぶりのダイヤ改正だけあってかなり色々な部分で利便性が高まるようです。内容を知る前は然程期待はしていませんでしたが、これは中々期待できる感じです。1週間後には改正されていますので、実際の変化の程を体感してみたいと思います。

 

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