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今更過ぎるけどNEX-5というカメラのレビュー

写真やカメラ

先日、のりと勢いでミラーレス一眼を買ってしまいました。と言っても購入したのは中古の結構古いモデルであるNEX-5。

折角買って使っているのでそのレビューでもしてみようかと(∩´∀`)∩

今更過ぎる感はありますが、同じように中古品を狙っている方の参考にでもなればいいなっ!

NEX-5

2010年6月に発売されたSONYの小型ミラーレス一眼カメラ。ほぼ同時期にNEX-3も発売となっている。

デジタル一眼レフよりももっとサイズの小さいものというコンセプトの元開発され、発売当時で世界最小最軽量のカメラだった。

また、現在のαEマウントのシステムはNEXシリーズ用に開発されたんだとか。

・購入価格

今回、レンズキットの中古で12,500円というものを購入しました。キャンペーンで貰ったdポイントを利用して実費6,000円。

型落ちとは言えミラーレス一眼ボディとSEL1855という標準ズームレンズ、その他付属品で6,000円で買えたので大分お買い得。

レビュー

操作性

ダイヤルが無いだとかボタンが少ないだとかで気にはなっていましたが、思いのほか扱いやすく、不便だと感じることはありませんでした。ファームウェアのバージョンアップでキー割り当てなどもできるようになりますので、まぁ十分かなぁ、、という感じ。

例えば絞り優先モードで露出やISO感度を変更しようと思ったらボタンを1~2回押してから背面ダイヤルを回して変更する感じです。その手間を許容できるかどうか、その点が「使い勝手悪い」「別に気にならない」の境目といったところでしょうか。

写り

センサーサイズがASP-Cということもあり、9年も前のカメラとは思えないくらい良く映ります。キットレンズでもそこそこ綺麗に写ってボケてもくれますし、コンデジからのステップアップ(?)としては十分な感じです。

発色はあまり良くはない印象。撮って出しだとちょっと薄いというか鮮やかさが足りないような、そんな風に感じました。現像で補いませう。

↓以下撮って出しのサンプル

55mm / f5.6 / ISO-200 / 1/500秒

55mm / f5.6 / ISO-200 / 1/200秒

18mm / f8 / ISO-200 / 1/250秒

携行性

本体はコンデジ並にコンパクトですが、レンズがそこそこ嵩張るので全体としてみるとやや大きいサイズです。しかし、他のミラーレス一眼や一眼レフ機に比べるとかなりコンパクトにまとまっていますし、軽量な部類ですので携行性は良いほうですね。

通勤時のカバンに放り込んでおくと若干気にはなるかな~、といったレベルですが気軽に持ち歩ける範疇です。この辺は大きなメリットですね。

バッテリーのもち

バッテリーの持ちは正直イマイチです。たまに起動して撮影といった使い方であれば1日持ちそうですが、起動しっぱなしで移動しながら撮影するようなパターンだと2~3時間くらいでバッテリー切れになります。

バッテリーの劣化を考慮して互換性バッテリーを購入しましたが、そちらでも同じくらいの持ちでした。こちらは純正品じゃないというのはありますが、まぁ似たようなもんかと思います。

とりあえず購入した互換品2つと付属していた純正品の計3つもあれば1日は問題なさそう。通勤時に持っていくなら純正品入れておけば予備はいらなさそう。

オートフォーカス

NEX-5のオートフォーカスはコントラストAFというコンデジなどでよく使われている方式で、ちょっと合焦までに時間がかかります。後継機のNEX-5Rなどはこれに加えて像面位相差AFという方式も利用している為、大幅に合焦速度が上がっているんだとか。

もの凄い遅い訳ではないので景色や物を撮影する場合には問題ありませんが、子供やペット、電車や車といった動き物を撮影する場合にはちょっとヤキモキする感じです。

マニュアルフォーカス

MFアシスト

MF時に画面上の一部エリアを拡大表示する機能があるのですが、これがまた使いにくい。。完全にMFの場合は良いのですが、AF後に手動で微調整する場合がアウトです。

拡大エリアは上下左右キーで移動できますが、シャッター半押し状態でこの操作を行うのは至難の業です。移動中にシャッターが切れてしまうことがしばしば。。FZ300なら割と楽にこの操作を行えるので、ボディ小型化で操作性が犠牲になっているんですかね?指の掛かり方とか。

ピーキング

ピントの合っている部分の周囲に色を付けて表示するピーキング機能というものがあります。こいつの着色される色が 赤 黄 白 から選択できるのですが、どれもちょっと見にくい色です。赤や黄は花の色と被りますし、白は雲や壁などと被ってしまい分かりにくいです。また、色の変更もメニューを掘っていかないとならないので行いにくい。。

FZ300だと明るい水色が選択可能で、この色は背景などと被りにくく割かし見やすい感じです。

イマイチな点

シャッター音

まずこれ、シャッター音がやたらとデカい。連射とかするともうカシャカシャカシャカシャッとすごい音がします。街中などでしたら周囲の音にかき消されて然程目立たないかと思いますが、博物館などの静かな場所ではうるさいレベルです。

また、子供のピアノ演奏会などといった場面ではまず使えないような音量です。

まぁ写真撮ってる感が出てそれはそれで好きではありますが。。

起動時間

起動時間が最近のデジカメに比べてちょっと長いです。体感で1~3秒くらい。

ただこれもムラがあり、早い時には1秒もかからない、そんな感じです。キャップつけたままで起動すると時間がかかることが多いかも、、?

まとめ

数年前の型落ちモデルの中古品を買ったわけですが、傷や使用感が殆ど無い美品が届きました。レリーズ数も4500くらい。

また値段や発売時期に応じた微妙な点も少々ありますが、それらを差し引いても十分に満足のいく楽しめるカメラでした。

ミラーレスや一眼レフに興味のある方、写真を本格的に始めてみたい方、その第一歩として型落ち中古カメラはいかがでしょうか。

そして一緒にボディ沼とレンズ沼、バッグ沼辺りに足を踏み入れませう(∩´∀`)∩

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