Wiiのリモコンだとかリモコンに刺して使うヌンチャクだとかクラシックコントローラーPROだとかを分解清掃して綺麗にしてみたので、その手順とかその辺りのお話(∩´∀`)∩
ことの始まり
最近子どもたち(小2と年長)の二人がYouTubeでマリオメーカーの動画を見てまして。見るとやっぱりやりたくなるようで。
そこでふと思い出したのですが、妻が結婚する時にWiiとかマリオとか持ってきていたな、と。
リモコンも2つあったのでそれでやらせていて大喜びだったのですが、私も一緒にやりたくなりまして、、(∩´∀`)∩
という訳でハードオフのジャンクコーナーからリモコンやらヌンチャクやらコントローラーやらを発掘して購入してきました。リモコン2つとヌンチャク2つ、コントローラー1つで1,200円くらいでした。
動作確認してみたところ、特に問題なし。ただやはりジャンク品ということもあり、汚れなどは少し気になるところ。という訳で分解清掃してピッカピカにしてみました。
清掃前の状態
基本的にはそこまでひどい状態のものは無く、それなりに綺麗な状態でした。ただ、ボタンの刻印部分に手垢が溜まっていたり、ボタンの隙間にホコリなどが付着していたり。よくよく見るとちょっと気になるといった感じです。
また、ヌンチャクの内の1つは殆ど使用されていないようで、購入時の養生というか緩衝材のようなアレが付いたままの状態でむちゃくちゃ綺麗でした。これで100円は割とお買い得な感じでラッキーw
分解
使用する道具
今回Y字のドライバーとプラスドライバー、スマホの分解などに使用するこじ開けるためのツールを使用しました。
Y字ドライバーはサンフラッグのもので「特殊精密ドライバー」という名称で、2.2mm。
ネジ頭のリセス(ドライバー先端を差し込む穴)がアルファベットのY字型になっているネジ用のドライバーで、ゲーム機やその周辺機器の分解などによく使われます。マイナスドライバーで代替もできますが、修理や分解清掃を行う人は1本持っておくと便利です。
プラスドライバーは先端交換式の精密ドライバーセットに入っていたものを使いました。この手のセットも持っていると色々と便利です。Y字も含まれてはいるのですが、ビットの長さが足りず、深い穴の中にあるネジには届かない為に別途用意しています。
使用したセットはアリエクで1000円かそこらで買ったものですが、精度や剛性面で不足もなく、特殊形状のビットも揃っているのでオススメ。
あとはこじ開けようのツールですが、こちらもアリエクの安物。何かの分解する時には高確率で活躍してくれる便利ツールです。
ケースは自作(∩´∀`)∩
リモコン
まずは電池蓋を外し、Y字ネジ4本を外します。↓の画像で黄色い◯で囲った部分。
次にサイドにヘラなどを突っ込んでこじって開けていきます。リモコン下部側からトリガーのある方向へと開きます。リモコンの上端近くの両サイドに爪が引っかかるようになっているので、ここは折らないように注意!
あとは部品を外してバラしてやれば分解完了です。気になる所を洗うなり、ボタンの接点をエタノールで拭き上げるなりしませう(∩´∀`)∩
ヌンチャク
ヌンチャクもバラしたんですが、写真を撮っていませんでした。。。単純に裏側のY字ネジ2本を外すだけで分解できます。
ここは深い穴の中にネジがあり、ある程度長さのあるドライバーでないと届きません。ビット交換式のドライバーだと殆どの場合で届かないと思いますので、注意が必要です。
クラシックコントローラーPRO
こいつは裏側のY字ネジ7本を外します。こちらは少しだけ深い箇所がありますが、ビット交換式のドライバーでギリギリ届くか届かないかくらいな感じです。
ネジを外すとガワが外れます。
基盤が黒いプラスネジで固定されているので、こちらも外します。(赤◯部分)
ケーブルをガワの外に出す部分が少し特殊な出し方をしています。おそらく子供が雑に扱うことを考慮して、基盤との接続部分に力が加わらないような設計なのでしょう。くねくねしてます。ここも外してやると基盤が外れます
あと写真撮ってなかったんですが、LRのボタンもネジ固定されていた気がするので、そこも外してバラしてやりました。
清掃と乾燥
清掃は殺菌消毒も兼ねて無水エタノールで拭き上げ、その後食器用洗剤をお湯で薄めたものに浸けながら歯ブラシでこすったり激落ちくんで磨いたりという手順で行いました。
清掃が終わったら水ですすいでよく乾燥させます。
しばらく放置してりゃ乾くだろう、と思っていたのですが、全然乾かない。。。ボタンの裏側やコントローラーの内部などは結構な凹凸があり、そこに入り込んだ水がちっとも乾きませんでした。特にコントローラーは強度を確保するために内部ボコボコしててほんと乾きません。
最終手段としてドライヤーで乾かしました。ドライヤー使っても結構時間かかって大変です。。
組み立て
さて、乾燥が終わったら分解と逆の手順で組み立てて完了です。ボタンの形状が1つ1つ異なっているため、どこにどのボタンをはめればいいのかが分かりやすく、結構簡単に組み立てられます。
が、リモコンとクラコン PROのホームボタンだけ同じ形状で高さが違うという罠があり、逆に入れかけました。。。w
組み立て終わった写真です。写真だとわかりにくいですが、全体的に白く綺麗になりました。
ジョイスティックだけ少し黄ばんでしまっていて真っ白にはなりませんでした。気になる方はこの辺は漂白したほうがいいかも。
動作確認ほか
組み立て終わったら再度動作確認して作業完了です!今回は特にミスもなく、全て正常に動作しました。
最後に
今回、若干手間はかかりましたが1,200円という格安で色々と入手することができました。面倒ではありますがこの手の作業好きなので満足行く結果です。
古めのゲーム機ということもあって動作品がジャンク扱いされていたことが大きいですね。ソフトの方もジャンクではありませんが安く売られていたので、この辺も中々楽しめそうな感じです。
あとはジャンクコーナーに動きそうな汚いDSがあったので、そちらもちょっと興味が。清掃分解してサンドペーパーなどで傷を消して好みの色に塗装とかしたら色々と楽しめそうな予感。1,000円だから動いたらラッキーくらいな感じで買っちゃうのもアリかなぁ、、、
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