愛車のCRESCENDOのホイールをシマノのWH-RS010という物に交換したので、その手順や走ってみての感想なぞひとつ語ってみようかと(∩´∀`)∩
経緯
まずなんでホイール交換しようかと思ったのか、その辺をちょっと。
CRESCENDOのホイールってかなり重たい部類なんですよね。前後合わせて2.4kgくらい。
シマノの入門用アルミホイールが重たくて鉄下駄とか言われてるんですが、それでも1.9kgくらい。
つまりは鉄下駄に履き替えるだけで500gくらい軽量化できる!
あとは鉄下駄シリーズは重いけど性能も値段の割に悪くないとのことなので、思い切ってホイール交換に至りました(∩´∀`)∩
リアエンド幅問題
しかし、さくっと交換だけすればいいとはいかず、ちょっとした問題があります。
いきなりぶち当たるのがリアエンド幅問題。エンド幅というのはフレームのホイール取り付け箇所の幅ですね。
通常のロードバイクや最近のクロスバイクだと、リムブレーキ対応ホイールのエンド幅はフロントが100mm、リアが130mmが一般的。鉄下駄もこの幅。
ところがどっこい、CRESCENDOはフロント100mmのリア135mmとちょっと特殊。
130mmのロード用ホイールは巷に溢れかえっていますが、135mmのホイールって殆ど無いんですよね。新品で購入可能なものは1つだけ見つけましたが、今のと重量変わらないので却下。
色々と調べてみると同じ悩みを抱えている人がたくさんいて、みんなシマノホイールのハブ軸を交換してOLD135mm化をしているみたい。
それに習って私も135mm化をしてみることに(∩´∀`)∩
WH-RS010
そこで選んだホイールはシマノのWH-RS010。
エントリーグレードで少し重いですが、よく回るし頑丈とのことで割と評判の良いやつです。
WH-R501の新品購入も考えたのですが、新品を改造してお釈迦にしたら泣けるのでひとまず中古品でWH-R010をチョイス。
ヤフオクでお手頃価格で入手できたってのもあります。送料無料で即決9,000円、ハブのグリスアップ済み!
結構使い込まれた雰囲気でしたが、ハブメンテ直後ということもあってよく回るし、フレも殆どない状態でした。
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WH-RS010の135mm化手順とか
OLD135mm化の方法ですが、ハブ軸を5mm長いものに交換し、玉押しとナットの間にスペーサーをかますというものです。
- フリー側と反フリー側それぞれに2.5mmのスペーサーを入れる
- 反フリー側に5mmのスペーサーを入れ、ずれたホイールセンターを2.5mm修正する
基本的にはこの2種類のどちらかで対応するみたいですが、1を試したところ、チェーンラインのずれが大きく、ディレイラーの可動域の関係でローギアに入らなかったので2のほうで取り付けました。
というわけで最終的には2のほうで、反フリー側に5mm分のスペーサー取り付け&センター出しを行いました。
使用したパーツ、部品は以下の通り。
玉間135mmのハブ軸セット(シマノ)
玉受けとかをそのまま使おうと考えてセットで購入しましたが、高さ等違っていたため結局軸だけを使用しました。。
付いていた玉受けそのままだとOLD135mmにならず、、、
スペーサー代わりのスプリングワッシャー
シマノが調整座金を出していたようなのですが、今現在販売中のECサイトが見当たらなかったためこちらのスプリングワッシャーで代用。
M10で2.5mmを2枚かましました。
スプロケ用のスペーサー
11速用ホイールに8速スプロケ取り付けなので、1.85mmのスペーサーを入れました。
で、作業手順等ですがざっくり以下の通り。
- ホールからハブ軸取り外し&分解
- 玉押しやナットなどを135mmの軸に移設
- ホイールにハブ軸やスプロケ取り付け
- ホイールのセンター出し
実際には玉押しの高さが合わなかったり、ハブの両側にワッシャー1枚ずつで試してみてギアチェンジできなくて片側2枚に変更したりしてハブ軸の分解を何度もする羽目に。。。
何度も同じような作業したりセンター出しで手こずったりしてなんだかんだ半日くらい費やしました。。

ハブとエンドの真ん中あたりのシルバーの部分がワッシャー2枚です。
あとチューブやタイヤ、スプロケは交換前ホイールから移植。
重量
では交換前後の重量を見ていきましょう。



交換前のホイールが前1.03kg、後ろ1.35kgで合計2.38kg。
車重はボトルケージやらペダルやら付けた状態で11.57kgでした。重い。。。



交換後のホイールが前0.88kg、後ろ1.09kgで合計1.97kg。
車重は11.09kgでした。70gくらい計算あってない気がしますが、とりあえず480gくらい軽くなりました!
乗ってみての感想
ホイール交換後、50kmちょっと走ってみたので感想なぞ述べてみようかと思います(∩´∀`)∩
まず感じたのが走り出しの軽さ。
信号待ちからのスタートなどで走り出す際ですが、出だしが軽くなり20km/hくらいまでスッと加速してく感じ。それ以上の速度域ではさほど変わらないといった印象。
以前履いていた純正ホイールとは明らかに違うレベルで楽になりました。鉄下駄と言われているRS010でこれだと軽量カーボンホイールだともっと凄いのか。。
次に感じたのが路面からの振動が減っている点。
こちらは多少マシになった程度ですが、細かな振動の角が取れて少しマイルドになったような、そんな感じで乗り心地も悪くない。
登りに関しては軽くはなったものの、それでもなお重いのであんまり変わらない感じ。ヤビツ峠とか登ってみましたがやはりしんどい。。。
まとめ?
OLDの135mm化とか少し面倒な点はあったものの、ホイール交換後の乗り味も良くなり、割と満足度の高いカスタムでした。
135mmの足枷さえなければ中華カーボンホイールとか履いてみたいところですが、ひとまず現状でよしとしておきます。
WH-RS010は鉄下駄と言われる重いホイールではありますが、それ以上に重いホイールから交換するとはっきりと走りが良くなったことが感じられます。
新品で買っても割と安めのホイールですし、普通に良いホイールです。初期装備のホイールに不満を感じたら交換してみてはいかがでしょうか。
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