ロードバイクのリムがちょっとくすんで汚れてきたので磨いてみました(∩´∀`)∩
はじめに

リム磨きは汚れを落とすだけではなく、リム面の平滑性を高めることでブレーキの効きをよくする効果もあります。
ブレーキシューにアルミ片が埋まってて、リムに線状の傷が入っちゃった場合なんかにブレーキの効きが落ちているのを回復したりとかそんな感じですね。
道具と準備
まず必要な道具ですが、今回はホーザンのラバー砥石(#120)を使用します。

ゴムに研磨剤を練り込んであり、砂消しゴムの目が細かいようなヤツですね。錆び取りなどにも使えますので1つ持っておくと便利なヤツです。
あとは適当な容器にお水と、ふき取り用のウェスや雑巾などがあると良いかと思います。
また準備ですが、車体に取り付けたままだと作業しにくいので、ホイールを取り外しておくと作業しやすくてオススメです。
リム磨き
ラバー砥石に水を付け、消しゴムでこするようにリムをこすっていきます。


水が黒くなってきますが、これはラバー砥石が削れたカスとアルミが削れたカス、汚れなどです。

すぐに拭き取りたくなりますが、ぐっとこらえてそのまま磨いちゃいましょう。包丁研ぐときのトクソと同じで、この黒ずみ自体にも研磨効果があります多分。

ある程度の範囲が磨けたらその都度拭き取りましょう(∩´∀`)∩
ぐるっと1週磨いたら反対側も磨いて作業完了です。1週なのでバルブ位置などからスタートするとわかりやすいです。
また、あまり頻繁に磨くとリム寿命が縮まりますので、ある程度汚れが溜まってきたり、線が入ってガタガタになってきたらやるくらいが丁度良さそう。
ガリ傷の対応
リムを磨いてピッカピカにした翌日、サイクリングで丹沢湖へ行ったのですが、道中で早速やらかしました。。。

アスファルトのつなぎ目が丁度30mmかそこらの溝になっていて、そこにずっぽりはまりました。咄嗟にビンディングを外せたので転倒まではいきませんでしたが、溝にホイールがはまった際にがっつりと傷が、、、
このままだとブレーキシューへのダメージが大きそうなので、リム磨きの延長で傷を消してみることに。
用意したのはダイソーで売っていたラバー砥石。手持ちのホーザンの砥石よりも目が粗いものが付いています。#80と#120。

磨く時と同様にラバー砥石に水を付けてひたすら擦ります。

傷が完全に消えるまで削ってしまうとリムの寿命が大幅に縮まりそうなので程々の所で終了。傷は目に見える形で残ってしまっていますが、指で触ってみてもひっかかり等はありません。
ダイソーのラバー砥石#120は番手はホーザンと同じですが、結構ボロボロと削れてしまって使い勝手はイマイチな感じです。傷消しやちょっとした修正に#80側を使うのはありですが、全周磨くのであればやはりホーザンなどの少し良いラバー砥石が使いやすくてオススメ。
まとめ
リムがピカピカになると車体全体の印象がぐっと変わります。
特別な道具もラバー砥石くらいのもので、さしてお金もかかりませんし愛車のお手入れにいかがでしょうか?

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